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省試詩と句題詩 被引量:2

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摘要 平安中期以降、公私の詩宴では漢字五文字から成る句題によって七言律詩を賦することが慣例化した。この現象が生じた要因としては、村上朝から一条朝にかけての時期に句題詩の構成方法が確立し、誰もが詩を作ることのできる環境が整えられたことが挙げられる。句題詩の構成方法とは、首聯で句題の五文字を用いて題意を表現し、頷聯·頸聯で句題の文字を用いずに題意を敷衍し、尾聯で句題に関連づけて自らの思いを示すという日本独自のものである。本稿では、この構成方法の起源を探り、その萌芽が唐代の省試詩に見られることを具体例に即して指摘した。
作者 佐藤道生
出处 《日语学习与研究》 2009年第2期51-57,共7页 Journal of Japanese Language Study and Research
  • 相关文献

同被引文献14

  • 1王京钰.五山句题詩の特徵-杜甫詩を出典とする句題を手がかりに- [J].日本中国学会報,2005(57).
  • 2吉川幸次郎.杜甫詩注(2)[M].東京:筑摩書房,1978.
  • 3玉竹新二.五山文学新集:四[M].東京:東京大学出版会,1970.
  • 4玉竹新二.五山文学新集:一[M].東京:東京大学出版会,1967.
  • 5大塚道信.中華若木抄[M].東京:岩波書店,1995.
  • 6上村観光.五山文学全集:四[M].京都:思文閣,1992.
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  • 8佐藤道生.平安後期日本漢文学の研究[M].東京:笠間書院,2003.
  • 9藤原宗忠.作文大体[M]//塙保己一.群書類從:第九輯.東京:统群書類從完成会,1980.
  • 10玉竹新二.五山文学新集:别集二[M].東京:東京大学出版会,1982.

引证文献2

二级引证文献1

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