オノマトペの音象徴研究に対する再認識——音象徴的意味を中心に

1はじめにオノマトペは「ラテン語のonomatopoeia、英語のonomatopeiaフランス語のonomatopéeで、ギリシャ語を原語としている。語原は〈音による命名〉〈音それ自身が名になる〉と言う意と言われている」(小嶋1972:13)。またそれによると日本語の訳語は一定せず、擬声·擬声語·声喩·写生語·象徴語·音象徴などがある。

プロジェクトワークを取り入れた日本語授業活動の実践研究——非日本語専攻の授業を中心に

1初めに国際交流がますます活発になるという背景のもとで、中国の大学では外国語の教育改革が行われている。しかし、外国語教育カリキュラムの変化で教授法への関心が高まっている一方、学習者主体の学習になっていないといった問題が指摘された1。非日本語専攻の日本語学習者は授業時間数が非常に限られているので、文法を中心に据えた教師主導による一斉授業が多い。