期刊文献+
共找到1篇文章
< 1 >
每页显示 20 50 100
『源氏物語』に見られる仏教思想 ジェンダーの視点から 被引量:1
1
作者 佐藤勢紀子 《日语教育与日本学》 2018年第1期82-91,共10页
『源氏物語』における「宿世」と「方便」という仏教用語の用法に着目し、ジェンダーの視点からこの物語の仏教思想の特質について考察した。物語の中で「宿世」の使用は120例に上り、仏教漢語の用例数では第1位である。宿世の思いは男... 『源氏物語』における「宿世」と「方便」という仏教用語の用法に着目し、ジェンダーの視点からこの物語の仏教思想の特質について考察した。物語の中で「宿世」の使用は120例に上り、仏教漢語の用例数では第1位である。宿世の思いは男女の作中人物に顕著に見られるが、女性人物では特殊な事情がない限り自分の「宿世」を発言する例はなく、女性は「宿世」の代りに「身」を多用する。これは「宿世」が漢語であることに由来すると見られる。一方、「方便」の用例は3例にすぎないものの、方便の思いは男性主要人物の人生回顧を大きく特徴づけている。方便の思いが女性人物に見られないのは、漢訳「妙法蓮華経」の誤訳によって増幅されている女人罪障観によると考えられる。 展开更多
关键词 『源氏物語』 仏教漢 宿世 方便 女人罪障観
原文传递
上一页 1 下一页 到第
使用帮助 返回顶部