良食味米生産の栽培理論—登熟期間中における最適な水管理，収穫籾の乾燥温度および玄米水分—（日语原文）

培環境条件に左右されない良食味米生産のための、登熟期間中の水管理、収穫籾の乾燥温度および玄米水分と食味との関係について述べる。登熟期間中の水管理は、飽水管理が最適である。飽水管理を実施することによって,地温の上昇が制御されるとともに,根の活力低下が軽減される.その結果,収量は根の健全化に起因する登熟歩合の向上によって増収するとともに,食味も優れる。生籾水分が22,25,30%の場合は,それぞれの乾燥させるための送風温度は55,48,35℃が適温である。食味からみた玄米の適水分は14%~15%である。